前方後円墳って何?
こんにちは!
古墳時代前期から作られたとされる前方後円墳。
そう言われても、前方後円墳って何?
そもそも、古墳時代ってどんな時代って思ってはいませんか?
ここでは、前方後円墳や古墳時代についてわかりやすく解説していきます!
古墳って何?
日本史の時間に『古墳』って言葉、聞きますよね?
じゃあそもそも古墳ってなんなの?って思ったことありませんか?
簡単にいうと古墳とはお墓のことです!
特に偉い人がなくなった際には現代では考えられないくらい大きな古墳を作り、その中に埋葬していたようです!
古墳とは今でいう『お墓』のこと
では、前方後円墳についても確認してみましょう!
前方後円墳って?
前方後円墳は先ほどお話しした古墳の種類の一つです。
これは実際に日本にある前方後円墳を上から見たものです。
めちゃめちゃ大きいですよね!
このように鍵穴のような形をしている古墳のことを『前方後円墳』と呼んでいます!
これがお墓だなんて信じられないですよね?笑
実際にこの中に古墳時代の偉い人が眠っているとされています。
前方後円墳は鍵穴のような形が特徴
他の種類の古墳は?
古墳といえば、前方後円墳が代表的ですが、そのほかにも
- 丸い形をした『円墳』
- 四角形の『方墳』
- 前方後円墳に似た形の『前方後方墳』
などがあります!
このほかにもたくさんの種類の古墳が見つかっているようです!
では、そんな古墳で眠っている『偉い人』とはどんな人なんでしょうか?
古墳時代の背景って?
古墳時代の前、弥生時代の中期から、小さな村を作って皆で協力するようになってきました。
そうした小さな村は、隣の村と合体しより大きな村に。
そんなことを繰り返すうちに、すごく大きい村が出来ていきました。
すごく大きい村を平和に収めるには王様のような人物が必要でした。
この時代のとても大きな村の一つである『ヤマト政権』という村では『大王(おおきみ)』と呼ばれる王様が村を取りまとめていたとされています。
こうした権力の強い者が亡くなった際のお墓が『古墳』というわけです!
ちなみにこの時代の大規模な古墳はほとんど『前方後円墳』です。
大王のお気に入りだったのでしょうか?笑
村を収める権力者のお墓が『古墳』
では、こんなに広い古墳の中はどのようになっていたのでしょうか?
古墳の中ってどんな感じ?
古墳は非常に大きいですが、実際に遺体が収められているスペースを『石室』と呼んでいます。
この石室には権力者の遺体だけでなく、銅鏡や玉製品など、呪術的な道具も数多く収められていました。
銅鏡は青銅で出来た鏡、玉製品というのは、今でいう宝石のようなものですね!
このようなことから、石室内は派手で煌びやかな空間であったようです!
石室内には、たくさんの宝石が収められていた
実際に古墳を見てみたい!
上の写真のような古墳は今も実際に国内に存在しています!
中でも代表的な前方後円墳は、大阪府堺市にある『仁徳天皇陵古墳』!
JR阪和線『百舌鳥駅』を降り徒歩8分の場所に位置しています。
古墳の中に入ることは出来ないようですが、ぜひ一度自分の目に古墳を焼き付けてみてはいかがでしょうか?
まとめ
- 古墳とは今でいう『お墓』のこと
- 前方後円墳は鍵穴のような形が特徴
- 村を収める権力者のお墓が『古墳』
- 石室内には、たくさんの宝石が収められていた
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